名寄の街

夜勤明けのまま、2ヶ月前より考えていた北海道への旅に出た。

リュックサックには3日分の荷物を詰め込み、8日間の滞在。どうにかなるだろう。

自宅を出て最寄駅へ向かういつもの道も、普段とは違って見える。

羽田空港では、荷物も預けずそのまま飛行機へ。

目が覚めたら、飛行機はすでに旭川に到着していた。

10月の頭でまだ暖かさの残る東京だったが、ここはもう冬の入り口。

旭川駅へ向かい、さらに北へ。

最初の目的地名寄は、満月と寒さだけが印象に残った。

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